昨日は第43回「嫁の決心」でしたね。
家茂(松田翔太)の死後、はじめ京へ帰るつもりだと言っていた和宮(堀北真希)が、江戸にとどまるまるようになるまでの、和宮の心の変化を丁寧に描いていました。やはり、この丁寧さが「篤姫」の人気の秘密のひとつなのでしょう。
いよいよ、和宮が京に帰るため、天璋院(宮崎あおい)へ挨拶にきた場面が、今日のハイライトでした。
家茂への思いを断ち切るように髪を下ろし静寛院となった和宮は、意外にも天璋院に京に帰らぬと告げ、さらに次のように言う。
「どうしたら、そのように強く生きられるのか、御覚悟をお持ちあそばすのか、それを学びとうなったのでございます」
これに対して天璋院は、
「もしかしたら、もし、わたくしが強いのだとしたら、亡くなられた家定さまがついていてくださる、そう思えるからかもしれません」
「お慕いしておいでだったのですね」
「慕うております、いまもなお…」
あ〜、死んだ後も、男とはかくありたいものです。
ところで、宮崎あおいさん演じる天璋院の、上記の「もしかしたら、」のセリフが妙に記憶に残りましたね。些細なことながら、この「もしかしたら、」があることで、天璋院の人物象により好印象を与えていることは間違いありません。じつに精妙なドラマだと思います。
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